Us Blah + Me Blah was originally a risograph-printed zine.

Charlotte Mei

シャーロット・メイ
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キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツ(ロンドン芸術大学)出身のCharlotte Mei(シャーロット・メイ)は、セラミックの他にも彫刻やペインティングを作品制作の手法に用いるほか、アニメーションの制作も控えるなど、さまざまなメディアを基盤に制作に取組んでいる。そんな彼女がイギリス・アジアの両文化から受けてきた著しい影響を強く反映したセラミック作品は、彼女が学士課程を修了した直後から幅広い注目を集めてきたという。大学卒業から4年が経過した今日、Charlotteが自らの展望とのユニークなアートディレクションを語ってくれました。今回のインタビューでは、彼女がペーパーからセラミックに移した経緯から、近年の彼女の制作を支える熱意でもある、「持続性のない」スタイルではなく、社会的文脈に根ざした作品作りについて話を聞きました。人種の異なる両親を持ち、イギリスと香港にルーツを持つ「ミックス」のアーティストであるCharlotteを育てた多文化な家庭環境とは?そして、作品作りという行為は、彼女の意識から離れた場所で、いかにして彼女のアイデンティティー確立に影響を及ぼしてきたのでしょうか。

Charlotte Mei: Website - Twitter - Instagram - Facebook - Tumblr

はじめに、現在の職業と活動の内容を教えていただけますか。

私はアーティストで、イラストレーターです。現在はセラミックとペインティン作品を中心に制作を行っています。多様なメディアを試して、自分の思想や感情を表現するのに最適な方法を探りたいと考えています。大学ではイラストを専攻していたので、私の原点はビジュアル・コミュニケーションになりますが、とにかく作ることが楽しくて仕方ありません!

アーティストとしての軌跡

幼いときから、アートの道に進みたいと確信していたのでしょうか。

実のところ、19歳でファンデーション・コースを受けるまで、イラストの「イ」の字すらわかりませんでした。そもそも、大学でアートの勉強をする予定さえありませんでした。ファンデーションはブリストルで受講したのですが、1それも大学進学前に1年間休学するようなつもりで始めたことでした。もしかすると、頭の片隅ではアートを掘り下げて勉強するつもりだったのかもしれませんが、正直なところ、当時はアートについても、イラストについても何も知りませんでした。ファンデーション・コースを終えたら、もう1年勉強して政治か歴史を専攻する予定でした。今でも歴史には、非常に関心があります。自分が将来どんな職業に就きたいかは全く決まっていませんでしたが、自分の周辺周囲や、そこで起きている出来事に興味があることは自覚していたと思います。こうした背景が、予想とは異なる結果ではありながらも、今でも私の制作の源となっているような気がします。2

それでは、考えが変わったきっかけは?

ブリストルの講師がイラストのコースに進むことを勧めてくれたので、ブリストルのイラスト・コースに志願しましたが、合格には至りませんでした。キャンバーウェル3でも面接を申し込んだけど、合格の余地はないと感じたので面接には行きませんでした。それから1ヶ月ほど経って、面接のことも忘れたころにキャンバーウェルから、「この日に別の面接枠を用意しているので、受験しませんか」という内容の手紙が届きました。奇遇にもちょうど面接と同じ日に友達がロンドンに車を出す予定だったので、私も乗せてもらって面接を受け、同日に合格の通知をもらいました。ものすごく驚きました!

キャンバーウェルでの修士課程は充実していましたか。

キャンバーウェルが大好きです。とても充実した時間を過ごすことが出来ました。コースは素晴らしいし、先生は優秀でした。多くのことを学ぶ機会を得ることも出来ました。キャンバーウェルが教えるイラストは、他校に比べると幅広い範囲をカバーしているのではないでしょうか。キャンバーウェルでは、学生が多様な分野に触れることを推進しています。それが背景となって、私も大学卒業後にいろいろな活動に足を踏み入れたのかもしれません。

はじめはイラストレーションを描いていましたが、途中からセラミックを作り始めましたね。変化の経緯はどのようなものだったのでしょうか。

大学3年生のときに、講師から夜間コースの受講を勧められました。そのコースを受講し始めると、「最高、まさに私がやりたかったことだ」いう具合で。その当時は、古典的なイラストレーションに囲まれていたので、従来のイラストレーションのありかたとは矛盾しているように感じていたんです。しっくりとくる場所が見つからず、3Dを始めたのも、3Dであれば見た目を気にしすぎることなく、個人的な表現やイメージを追求できたからなのかもしれません。4 私の場合、制作の大半が跡をつけていく作業で、作品には、筆の跡や指の跡など、作家の手を彷彿とさせる要素が多く含まれています。それで私の作風にセラミックが合い、自然と身についていったのかもしれません。
当時は、どのようにすれば自分が考えていることを無理なく表現できるか、大学で試行錯誤している段階で、ストレスに近いものは感じていました。ですが、そういう時期があったからこそ、ペインティングに戻り、なおかつ同様のアプローチで作品作りに取り組むことが出来ました。セラミックを通して、作ることへの新たな思想を発達させることが出来たのです。粘土を使用したことで、自分の制作活動が広がりました。

大学卒業当時は、正統な作品を作ることで必死になっていました。[…] 今でも高い技術や決まったスタイルを持つアーティストには感心しますが、自分にはそういう作風が向いていないと分かっています。ひとつの形式には固執しないように意識しています。なぜなら、それでは耐久性のある作品を作ることが出来ないからです。

形式から内容への転換

卒業後の制作に変化はありましたか。

進歩しているのは、確実です。2012年の卒業当時からペインティングとセラミックを掛け合わせていたので、そういった意味で大幅な変化はないかもしれませんが、他の部分では多くの変化がありました。 5 大学卒業当時は、正統な作品を作ることで必死になっていました。当時は、秀でた技術を持つアーティストになることを目指していたのだと思います。今でも高い技術や決まったスタイルを持つアーティストには感心しますが、自分にはそういう作風が向いていないと分かっています。6 ひとつの形式には固執しないように意識しています。なぜなら、それでは耐久性のある作品を作ることが出来ないからです。それよりもアイデア作りに注力したかったので、たくさんの試行を重ねて、より実験的な手法で制作に取り掛かりました。それでも、一通りの手法を試しながら、何が自分にとって最適の方法を見つけ、どうすれば納得の行く結果が得られるか、といったことを確かめるには、かなり時間が要されました。

内容重視の作品作りを目指すようになったきっかけは?

卒業後間もなく、私の作品が徐々に注目を集めはじめ、私のデザインを購入したいという人たちが現れはじめたために、似たような作品ばかりを制作し始めました。それが組織化し始めて、まるで自分を安売りしているような感覚に陥りました。言葉を変えれば、販売や商売を過剰意識している感覚でした。それが悪いことだというわけではありませんが、自分にとって良い制作のバランスが保てているとは思えませんでした。そのときに「全く私は何をしてるんだろう。これが何になるんだろう」と、無意味なアート作品を作ることへの不安を感じました。人々との繋がりを持てるという点を考慮すると、作品販売は続けていきたいと思いますが、商業だけに集中したいとは思いません。7 今は、社会的問題に根ざしていて、議論する価値を持つ作品を制作することへの責任感を自ら感じています。個人的な思いが強ければ強いほど、没頭できる作品が出来ると思います。単なる興味でペインティングやセラミックを作ったりして、芸術で自分が今興味があるのはどんなことなのか、探求する時間を毎週設けるようにしています。

特に自分の作品を通して描きたいと思う社会的トピックはありますか。

もちろん、私生活の中で考えることもあるし、気がかりな社会・環境問題もあります。だけど、まだこうした問題に直接取り掛かる方法を見つけることは出来ていません。今現在は、社会的なトピックを間接的に伝えたり、こうした問題に対する人間としての反応としての作品を作ったりすることが、私の肌になじむように感じます。明瞭さと共感の念を伝えることのできる作品を作るのが好きだけど、不明瞭で疑念を持った作品も大切です。作品を通して、人間の経験を刺激する感情の数々を伝えたいのかもしれません。「見せるものを減らして、より多くを語りなさい」と言うように、深い意味を呼び起こすようなシンプルなビジュアルを作ることを心がけています。

アーティストが直接的なアプローチで課題に取り掛かる例はありますか。

SF作品が非現実世界を通して現実世界の思想を考察するという点は面白いと思います。『AKIRA』は私の一番のお気に入りの映画で、とにかく素晴らしい作品。 8 エンディングがとても奇妙で、「一体全体、何が起きたの?」という感情を引き起こすような内容です。クレイジーな出来事と根底に根ざした哲学的な洞察の組み合わせがとても興味深く感じます。すべてが破綻していく『攻殻機動隊』 9 も似ていますね。こうしたアニメから確実に影響を受けている『マトリックス』もそうですね。10 現実世界と仮想世界の狭間にはりつめる緊張には、かなり関心があります。

今は、社会的問題に根ざしていて、議論する価値を持つ作品を制作することへの責任感を自ら感じています。

感情による意思疎通

「どうして、おぞましさや恐怖という感情が湧いてくるのか。どうして、可愛いと感じるのか」という事柄に興味があると話していましたね。11 自身の作品を作るときにも、こうしたことを念頭に置いているのでしょうか。

アート作品に対して起こる感情的な反応に興味があります。「可愛さ」や「怖さ」という考えに注目するのは、それがまさに私が他の人の作品を見て感じることで、自分の感情的な部分を触発するものだからなのでしょう。例えば、悲しい気持ちにさせてくれる音楽も好きです。12 アートは、私の感情を触発してくれるものなのです。

だからこそ、アニメや漫画が好きなのでしょうか。

まさに、そうですね。象徴的な表現を率直に使用している部分がとても面白いと思います。 13 アニメや漫画では、感情表現が体系化されています。例えば、誰かが鼻血を流していれば、その人は他の誰かにときめいている、ということになります、こうした直接的な結びつきが非常に面白いです。 14 まるで、ひとつの言語のようですよね。誰かに恋をするたびに鼻血が出るなんて馬鹿らしいと思うかもしれないけど、私にはその表現がすごく興味深く感じられるんです!ある意味で、感情表現を上手く使用していますよね。例え、実際に鼻血が出ることなんてなくても、その描写が何を意味するのか、なんとなく伝わるのですから。だけど、私はアジアの影響を大きく受け、日本の漫画もたくさん読みながら育ったので、アニメを見る以前から、こうした分野に興味を持っていたのかもしれません。

日本に滞在して漫画制作のコースを受けたことで、イメージを通した感情表現の可能性が確実に広がりました。

キャンバーウェル在籍時に、何週間か日本に滞在していましたね。この経験を通して、こうした象徴的な表現になおさら注目するようになったのでしょうか。

2011年、大学2年生のときによくコラボしていたGrace Helmer(グレース・ヘルマー) 15 、ハウスメイトのAaron Ziggy(アーロン・ヅィギー) 16、宮崎千絵 17 と共に京都精華大学で6週間を過ごしました。 18 全員でイラストレーションのコースを受講したのですが、それが普段受けているものとは全く異なる内容でした。キャンバーウェルでは「好きなことをしなさい。印刷したければ、何だって印刷していいのだから!」という感じでしたが、清華は漫画制作に特化していました。だけど、以降の制作には確実に影響を及ぼしていると思います。精華で見た作品は、すべてのイメージにキャラクターが描かれており、作品を通した感情表現がとても豊富でした。こうした手法には以前から興味はありましたが、西洋では認められていなかったので、「すごい、そんなことしてもいいんだ。そんな風に関係性を持たせても問題がないんだ。何に顔を描いてもいいんだ。」というように感じるばかりでした。 19 日本に滞在して漫画制作のコースを受けたことで、イメージを通した感情表現の可能性が確実に広がりました。20

文化との関わり合い

「ミックス」のアーティストであるあなたにとって、アート作品の制作はアイデンティティーの追求にも通じているのでしょうか。

混血の人は、成長の過程で必ずアイデンティティークライシスを経験していると思います。21 両親はそういう境遇を特別だと言ってくれるけど、周りからすれば少し異なる存在。私が香港に初めていったときは、ようやく全ての点が繋がって、ようやく自分の場所を見つけられると思ったけど、実際はそんなことありませんでした。周囲との文化的差異が原因で目立ったので、どちらかというとアウトサイダーの立場でした。香港では白人、イギリスではアジア人として見られましたね。成長するなかで、こうした古典的なアイデンティクライシスは明らかに感じていました。作品制作において、私がセラミックとペインティングの間をさまようのは、2つのアイデンティティーのなかで、私の居場所はどこにあるのかを模索する方法でもあります。はっきりと自覚したうえで、こうした手法を取っています。毎回作品を作るたびに意識しているわけではありますが、どこかしらに共通してこういう思想が反映されています。

近頃の文化的アプロプリエーションに関連した問題が大きなネックとなり、アーティストのなかには、他国の文化に言及することを恐れる人々もいます。同様の懸念を感じたことはありますか。

私たちの年代は、そうした危険性をよく理解しています。お互いの文化に敏感なのは良いと思いますが、私だったらもっと話題に出して探求していきたいと思います。当然ながら、自分のミックスされたバックグランドを知りたいと思っています。意識しているときもあれば、意識していないときもありますが、作品を通してこうした思いが表現されます。どちらの側面にも、触れてみたいと思っています。作品を作るときに、「Drake(ドレーク)のレファレンスはかなり西洋的で、美少女なものはかなりアジア的」だなんてことは、考えませんよね。手を動かしているときには、こうしたことは頭に浮かばないので、無意識に取り入れています。例えばDrakeはポップカルチャーの王者のような存在で、大好きなので、作品内で彼をモチーフにするのは自然な流れでした。

将来

今後の計画について教えて下さい。

あらゆることにオープンです。ざっくりと言えば、大規模な先品を作ってみたい。今は作品がスタジオの面積に大幅に制限されてしまっているので、大規模なものにも挑戦してみたいんです。アニメーションにも興味があります。できるだけ時間を割くべき領域だと思うので、まだ試す機会は訪れていないのですが、ぜひとも挑戦してみたいと考えています。 もしかしたら、アニメーターと組みながら、ミュージックビデオやハンドペインティングのショートアニメも作ってみたいです。クラフトはまだ発展段階です。いろいろと試しているところで、それが今後どのようなことにつながっていくか、とても楽しみに感じています。

  1. Charlotteは、ブリストル・スクール・オブ・アートでファンデーション・ディプロマを修了している。
  2. Charlotteは、彼女のインスタグラムから下の図を例にあげている。「Chris Harnan(クリス・ハーナン)と共同で取組んでいるプロジェクトのために作った初期段階の作品で、美術館の展示作品に基づいています。まだプロジェクトが始まったばかりなので、あまり厳密に説明することはできません!」とCharlotteは解説。
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  3. キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツは、ロンドン芸術大学の6つあるカレッジの1つ。 ペッカム・ライ駅とデンマーク・ヒル駅の中間であるサウス・ロンドンに校舎を構えている。著名な卒業生に、映画監督のJoe Wright(ジョー・ライト)、アートディレクターのKate Moross(ケイト・モロス)など。
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  4. Jack Sachs(ジャック・サックス)は、2Dから3Dアートに転換したアーティストのひとり。自身の公式サイトにおいて、「彼はキャンバーウェルでイラストレーションを勉強したのですが、最終学年を始める直前に利き手に重度のけがを負っており(中略)、こうした事態を乗り越えるために、手を治療する間に3D制作ソフトの使い方を覚えました。今では両手とも機能しているので、2Dと3Dのどちらも使えます」と明かしている。以下、ジャックが手がけた製菓会社のMaunards Bassetts(メイナーズ・バセッツ)の広告。
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    3Dデザインを専門とするジャックだが、彼のインスタグラムに掲載されている以下の写真から分かるように、彼もCharlotteと同様、イラストレーションとセラミック作品のかけあわせを行っている。
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  5. 「It’s Nice That」は、早い段階でCharlotteの才能に注目している。2012年の記事には、以下をはじめとする当時のCharlotteの作品が掲載されている。
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  6. 例えば、Charlotteはグラフィック/モーション・デザイナーのBeeple(Mike Winkelmann [マイク・ウィンクルマン])、シュルレアリスト・ペインターのHR Giger(H・R・ギーガー)を敬愛している。
  7. 彼女が運営するオンライン・ショップで好評なのが、このとてつもなくキュートな「Bread Plate(ブレッド・プレート)」という作品。詳細はこちら
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  8. 『AKIRA』は、大友克洋による漫画。世界荒廃後の都市「ネオ東京」を舞台に、サイバーパンク的手法で、社会からの隔離、権力、腐敗といった題材とした物語を展開。
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    1982年に連載が開始されて以降、大友本人が監督を務めた映画版が1988年に公開されており、現在では日本アニメの代表作として知られている。奇妙なことに、2020年に東京オリンピックが小野なわれることが同映画内で予言されている(以下動画が問題のシーンである)。
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  9. 『攻殻機動隊』は、1989年発表の士郎正宗による漫画を原本とする作品。同作品には『AKIRA』との共通点が多く、アニメ映画版が1995年に発表されており、20世紀中盤の未来を舞台に人工頭脳と超人的能力を描いている。漫画作品において、作者は自身の社会問題に対する思想や、技術革新がもたらす影響、「意識」と「アイデンティティー」の本質に関する問いを投げかけている。『AKIRA』と並んで、同作品の映画版は当時のアニメ映画界に大きな波紋をもたらすこととなった。
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  10. 『マトリックス』は、共同で映画監督、脚本、プロデュースを務め、代表作の『Vフォー・ヴェンデッタ』でも広く知られるウォシャウスキー姉妹(以下、写真参照)による3部構成のSFアクション作品。
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    姉妹は、『攻殻機動隊』、『AKIRA』、『妖獣都市』、『獣兵衛忍風帖』、『北斗の拳』の愛好者であることを明かしている。
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    以下動画では、姉妹がどれほど『攻殻機動隊』にインスピレーションを受けたかを語っている。
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  11. CharlotteとLazy Oaf(レイジー・オーフ)のインタビューより引用。
  12. Charlotteは、「Aphex Twin(エイフェックス・ツイン)の音楽はとても感情的で、「Alberto Balsalm」という曲を聴くと悲しさと喜びが同時にこみ上げてくるの!なぜだかわからないけど、まるでマジック」と語っている。
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  13. Charlotteはさらに、幼少期に見た『クレヨンしんちゃん』、『美少女戦士セーラームーン』、『とっとこハム太郎』、『ドラえもん』といったアニメの素晴らしさを語ってくれた。Charlotteは、『クレヨンしんちゃん』の主人公を自らデザインしたポットに描いている。
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  14. 『ドラゴンボール』では、亀仙人が成人誌を読んで鼻血を流すシーンが頻繁に描かれている。
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  15. Grace Helmerは、ロンドン在住のイラストレーター。Charlotteと共に、キャンバーウェルでイラストレーションを学んでいる。2015年10月から11月にかかえて、CharlotteとGraceは東京とロンドンで『わくわく! Waku waku!』と題した二人展を開催。
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    Shaun Spark(ショーン・スパーク)がディレクションを務めた同展覧会に関する可愛らしいビデオは、日本語における「わくわく」というような擬音語の数々を紹介するだけでなく、作家たちの日本での様子を映し出している。
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  16. Aaron Ziggyもイラストレーションを学んだ経歴を持ち、彼のホームページによると、近年では「ワイン、木製家具から靴磨きのブラシまで」多様なメディアを用いて制作に取り組んでいる。CharlotteGrace HelmerAaronは2012年結成したコレクティブ「Day Job Studio」の活動の一環でコラボレーションを行っている。コレクティブのメンバーには彼らの他に、Joshua Checkley(ジョシュア・チェックリー)、Daniel Clarke(ダニエル・クラーク)、Katie Johnston(ケイティー・ジョンストン)、Charlene Man(シャーリーン・マン)、Ella McLean(エラ・マグリーン)、Peter Rhodes(ピーター・ローズ)、Victoria Willmott(ヴィクトリア・ウィルモット)と、7名のキャンバーウェル卒業生がいる。
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  17. 宮崎千絵は、日本のイラストレーターおよび陶芸家。妹の「ちえちひろ」とのコラボレーションをメインに行っており、イラストレーション、セラミック、アニメーションなど広範囲の作品を手がけている。
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  18. 京都精華大学は、察しの通り京都に位置する私立大学。1968年に開校した同大学では、漫画とアニメに関するコースが人気を集めている。著名な卒業生に、「メタルギアシリーズ」のキャラクターおよび環境デザインを担当した新川洋司、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」や「ドクター・エッグマン」のキャラクターデザインを務めた大島直人がいる。
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  19. 東京を拠点に活動するイラストレーター「とんぼせんせい」は、Charlotteと同様に、人々やものに彼独自の作風による顔を描くことで、あらゆるものに感情を与えることに情熱を寄せている。
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    こうした作風に関して彼は、「三本の線を引くだけで、どこにでも現れます。」と語っている。
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  20. 京都精華大学における6週間の滞在のなかで、留学生は漫画に関する短編のドキュメンタリーの制作を課された。彼らが制作した映画は、2011年度プレミア・ジャパン・フィルム・フェスティバル開催時にバービカン・センターで上映された。
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  21. 日本社会における混血の人々の独特な経験は、研究題材として扱われることが多く、Us Blah + Me Blahがセイラ・ミドリ・ペリーに行ったインタビューでも、ハーフとして日本で生きることの苦難を描写した2013年制作のドキュメンタリー映画『ハーフ』について述べられている。 近年では、インド人と日本人の血を継ぐ吉川プリアンカ(以下、写真参照)がミス・ワールド・ジャパン2016年度日本代表に選ばれたが、日本人離れした外見が批判されたことで、国内の混血人口が直面する問題に注目が集まった(参考:ウォール・ストリート・ジャーナル)。
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This interview was posted on 1 October 2016.

Interview (Us Blah) & Footnotes (Me Blah):
Tsukasa Tanimoto

Copy-editing (English):
Kate Reiners

Translation (English to Japanese):
Marie Sasago